首都警察・特殊捜査部(SSC)の有能だが型破りな刑事・ジェームズは、
恩人の女性検事の殺害疑惑事件を追う中、装着すると超人的能力をもたらす《マスク》をめぐる謎に辿り着く。
そこに立ちはだかる、かつてのSSCの相棒・ハリー。
彼は、巨大企業・ライブ社の人間となっていた。
そこでは、主任研究員・コナーが《マスク》開発を違法な方法で進めていた。
ジェームズたちSSCは、ライブ社会長・スティーブンが雇った武装集団による度重なる妨害を乗り越え、
《マスク》研究にまつわる人物関係を突き止め、
ついにそのライブ社の陰謀の核心へと迫ろうとするが……。
一連の事件は、不正武器輸出で起訴されたスティーブンの失踪とライブ社の解散という形で収束し、
《マスク》についての真相は解決できずにいた。
その頃、バスの大事故から唯一人生還した少女・ティナの存在がニュースに取り上げられる。
彼女は、かつて《マスク》研究をしていた夫婦の娘であった。
そして彼女の体には《マスク》に通じる、ある秘密が隠されていた。
ジェームズは、ティナを狙って襲い来るコナーと新たな武装集団から彼女を守るべく、
秘密裏にセーフハウスへと保護する。
だが、その居場所は何故か敵に知られていた……。